2階のリビングから続く奥行が90cmほどのこじんまりしたバルコニー。

 

 

一般的には2階のバルコニーというと、物干しスペースとして使われることが多く、今回のプロジェクトも、
『洗濯物を干すための囲み』
からのスタート。

 

けどそれじゃもったいない!
2階のバルコニーといえば、近所からの視線もあまり気にならない、絶好の庭遊びスペースとなりうる場所。
どうせやるなら他とちょっと違う、バルコニーに出るたび満足感を感じられるようなこだわりの空間にしようよ!
これがグランプガーデン流。

 

ほんのちょっと、質感の高い素材をポイントに使うだけでも、
『洗濯物干しスペース』 が、 『洗濯物も干せる、リラックススペース』に早変わり。

 

ポイントは床と天井。

 

サンルームといえば、天井は透明なポリカーボネート製の屋根で納まるのが一般的。


 

この天井に、高級感のある木目パネルを配置してみました。
天井のアルミ製の構造材を全面的にカバーすることで、家の中から見ると軒の深い縁側のような落ち着いた空間を作り出せます。

 

床もバルコニーとなると普通はスリッパをはいてでるのが一般的。
でもそれじゃ味気ない。
裸足ででられるようにデッキ材を配置しました。

 

 

この床材も自分が全国の展示会を見て回って見つけてきたこだわりのデッキ材。
富山県魚津市近辺でこのデッキ材を使ってるのはたぶん、グランプガーデンだけ。

 

 

このデッキに慣れてしまうと、この辺で一番よく使われているY〇KAPのデッキ材にはちょっと戻れません。

 

空間は、そこを構成する素材の質感によって左右されます。
(北欧ではみんなこのあたりに対するアンテナがものすごく高い!)

 

メンテナンス性や効率、価格だけで物を選ぶと、
何かちょっと物足りない、
どこにでもありそうな、
型にはめられたような仕上がりになるものです。

 

グランプガーデンの庭遊びは、
メンテナンス性、価格、そして他とはちょっと違うオリジナリティのあるデザインが特徴。
外に出るたびちょっと優越感を覚えるような、そんなエクステリアデザインが得意です。