なんとなく好きな樹を一本二本選んで植える。
植栽というとなんとなくこんなイメージです。

植栽は家を飾るという以外にもいろんな効用、効果があります。

例えば南向きリビングの前に、冬になると葉を落とす落葉樹を植える。
すると夏は緑が生い茂り、太陽の熱をほどよくカットして涼しい窓辺を作ってくれます。

（木陰のあるウッドデッキでゆっくりとした時間を過ごす。最高にぜいたくじゃないですか！）
そして冬になると葉が落ちて、太陽の暖かい光がリビングの奥までしっかり入り部屋を暖めてくれます。

目隠しとして植栽を利用するなら常緑樹。
冬でも緑が生い茂るので、一年を通してしっかりプライバシーを確保してくれます。

そして人気の高い芝生。
これは太陽の反射熱を和らげて、家の周りの温度を下げてくれます。

植物が育ちにくいといわれている北面に植栽するときは、耐陰性の常緑樹がオススメ。
夏は北面の植栽が涼しい下降気流を作り、暖められた南面の空気が上昇気流を作ることで、室内を涼しいそよ風が抜けるようになります。
そして冬は冷たい北風をしっかりシャットアウト。
（こうした家の周りのごく小さな気候のことを微気候と言ったりします）

このように、樹木の雰囲気の好き嫌いだけでなく、特徴を暮らしに活かすような選択ができると、暮らしの質がワンランクアップするわけです。
庭遊びリフォーム検討中の方は、ぜひ植栽選びも検討してみてください

（どんな植栽がいいのかわからんわ！という方は遠慮なく相談してくださいね！）

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