秋も深まる今日この頃、庭遊び楽しんでますか!!
庭を農園として使われたいという事でご相談いただいたNさま。
周囲をブロック+フェンスで囲む工事が進行中。
出来上がってしまえばどの業者さんがやっても同じようになります。
が、見えないところにどこまで手をかけるかで、強度や長持ちするかどうかが決まります。
例えば今回のブロック積。
ブロックは2段。そこへフェンスを施工。
ブロック積み3段までは特に設計指針がないのが実情。
簡単に済まそうと思えば現状土間コンクリートに後施工の差し筋でもとがめられることはありません。
が、長持ちする頑丈なものを作ろうと思えばしっかりとした基礎、配筋が欠かせません。
(これは自分のためというわけでなく、地震などがあったとき倒壊して避難路をふさいだり、事故が起きるのを防ぐ為!)
今回の工事もしっかりコンクリートをカットして、基礎を作り、通常の半分の間隔でこれでもかと鉄筋(D10異形)を配筋。ブロックのタテ目地を避けてフェンス柱を計画し、タテ目地部分は横筋を通す。
など、見えないところにしっかり時間をかけて工事を進めています。
(養生も大事)
(わずかな高さですが、ブロックを積むときには基礎と配筋が必須)
完成!
安心して長く庭遊びを楽しめるかどうかは、こういった見えないところの仕事のやり方にかかっているといってもいいかもしれませんね。