まだまだ肌寒い日が続いていますね・・・。

庭遊び、もう少しあとになりそうでしょうか。。

 

 

はい!ということで本日のブログ

ウリンについてAIの代表選手『ChatGPT』に聞いてみた!

という話。

 

 

ウリンがどうして高耐久なのか。

ウリンから灰汁が出るのはどうしてか。

そんなところをAIに聞いてみたらどんな答えが返ってくるでしょうか。

 

 

ということで早速いってみましょう!!

モリンガニンと鉄が原因ということですか

ところでモリンガニンとはどんな物質ですか??

 

 

こんな感じであれこれ質問してみました。
まとめると・・・

高耐久なのはタンニンと抗酸化物質の作用
灰汁が出るのはモリンガニンとウリンに含まれる鉄分

モリンガニンとか鉄分とか、そんなの初めて聞いたなぁ・・・。
ほんまかいな。

・・・

では今度はこの人に聞いてみました。
写真左側の方です。 (右は店長。)

先日ウリン施工コンテストの表彰でご来店された林田順平商店社長の林田さま

京都大学との共同研究では、
ウリンの灰汁の原因となるのはユーシデリンというポリフェノールの一種の物質であり、
抗菌作用はアルファカジノール(ヒノキやサワラにも含まれる)という物質
そして高密度であるということと、昔理科の授業でならった道管(植物の中にある水分を通す管)の中にティロースという物質がつまっていて
外部からの水分が侵入しにくいというのが腐朽しにくい原因になっているということ。

他にもブワァ~っとウリンにまつわる見識が滝のようにでてくる・・・。
しかもそれらすべてが

『実際にやってみた』
『大学との研究でわかった』

など、明確な根拠があるので説得力が半端ない

・・・

はい、ということで何が言いたいのかというと、
簡単に誰でもネットで情報をゲットできる時代ではありますが、

ネットの情報を鵜呑みにしてたらだめですね。

ということです。

先ほどのChatGPTについても、灰汁の原因の一部がウリン内部に含まれる鉄だといわれた時、
あれだけ赤くするときはどんだけ鉄含んでるだよっ!
ってツッコミたくなりますし、そもそもモリンガニンという謎物質は原因ではなかった、という・・・。

ちょっと考えるとおかしいなぁということですが、
あんな感じで答えられると、ついそう思ってしまう人もいるかもしれません。
今回、ChatGPTの情報はあてになりませんでしたね。

ネットに出ている出所不明の情報
専門家との対話で得られる情報

今回のような場合、一般的にどちらの情報に価値があるか。
賢明なあなたならすぐにわかるでしょう。