梅雨まっさかりですが~・・・
庭遊び、楽しんでますか!?
はい!ということで本日のブログは
『ウリンのデメリット(というか特徴)』
ということでお届けしたいと思います。
ウリン推しの私たちがあえてデメリットにフォーカスするのには訳があって、
ウリンの良さにばかり目をとられると後々、
『こんなはずではなかったのになぁ』
ということにもなりかねないからです。
こういうこともしっかりと把握したうえで、
それでもウリン
という選択が一番かなぁと。
ということで早速行ってみましょう!
①灰汁(アク)
施工後半年ぐらいは、雨が降るたびにウリンからは写真のような赤茶色の灰汁(アク)がでます。
ほっておいても数年でだんだんと灰汁は薄らいでいきます。
どうしても気になる場合は、ハイターなど使うことである程度きれいにすることが可能です。
②割れ、ささくれ
ハードウッドと呼ばれる木材の中でも割れやささくれは少ない方ではありますが、
自然素材でもあり、このような割れ、ささくれができることがあります。
危ないなぁという場合、ささくれを除去した後に紙やすりなどで仕上げておけば安全です。
割れについては、ある程度までなら材料の安全性という面からみると問題ありませんが、
板の厚みを貫通するような割れが、長さの1/10以上入ると強度に支障がでるので
弊社で無償交換という対応をとらせていただいています。
③ひょり、そり、まがり
不揃い。
まさに自然素材の特徴ですね。
デッキの目地が不揃い。
多少のデコボコ。
おおめにみてやってください。
④シミ、節など
樹液が蒸れてくろっぽい斑点になってでる場合があります。
これは時間の経過とともに少しずつとれていきます。
⑤経年変化
ネットで見つけた画像ですが、
おそらく写真上の方をあとから追加したんでしょうね。
ウリンに限らず、自然素材はこうして色が落ちていって、最後は
『シルバーグレー』
と呼ばれる色に落ち着いていきます。
一朝一夕に出せないこの色の変化こそまさにヴィンテージ感。
店長は個人的にウリン最大の魅力といっても過言ではないと感じています!
と、ここまでウリンのデメリットというか特徴について挙げてみましたが、
こういったポイントを受け入れてでもウリンを選ぶ理由。
それはひとえに、
『自然素材の持つ迫力や雰囲気を、メンテナンスフリーで享受できる』
という点に尽きると思います。
自然素材の持つ迫力や雰囲気とは裏を返せば
不揃いであったり、変化であったり。
もしもそういったところをニコニコと見守ってあげられる自信がなければ、
樹脂デッキという選択肢もアリなのかもしれませんね。
(樹脂デッキにしても、雨染みや熱による膨張収縮による多少のずれはでてきますが・・・)