庭遊び研究家の新田健太郎です。

 

 

 

私もガーデンリフォーム業界の端くれとしておしゃれな住宅雑誌には目を通すようにしています。

 

うわぁ、これすげぇぇぇぇー。

なんじゃこりゃぁ!

 

雑誌にでてくるステキなお庭を見るとついつい独り言を言ってしまう今日この頃です。

 

やっぱり設計士が作る庭は一味違うなぁ・・・

 

って雑誌を見てると思います。

が、実はここに落とし穴が隠されていることが多い!

 

設計士が作る庭(住宅)は大きく二つに分かれると思っています。

 

①オシャレな庭(住宅)

②使い勝手やメンテ、住み心地まで考えられ、かつオシャレな庭(住宅)

 

昔、下請け仕事でいろんな設計事務所がらみの現場に入ってきた経験から感じることは、

①の設計士が圧倒的に多い!

 

オシャレなんです、とっても。

思わず 『わぁっ!』って思うようなステキなお庭だったりするんですが、施工する側としてみると、

『これ、メンテするときどうすんの?』

『これ、強度大丈夫?』

『これ、冬は絶対に寒いよ!?』

 

ということがしばしば・・・。

現場監督さんに相談してもだいたいが、『その時考える』的な回答になることが多く。施工する側としても心苦しい思いをしたことが何度も・・・。

 

それに対して町の大工さん。

質実剛健。使い勝手についても細かな配慮がされているイメージがありますが・・・オシャレ感はあまり期待できない・・・。

 

デザインと使い勝手、住み心地の両立。

庭リフォームにとって大事なポイントです。