庭遊び研究家の新田です!
ガーデンリフォーム永遠のテーマ。
それはウッドデッキを作るとき、
天然木にするか、人工樹脂木にするか
まず初めに言っておくと、この正解は人それぞれ違うという事。
自分がどういったガーデンライフを過ごしたいか、これによって選択肢が変わってきます。
それぞれの特徴を2週にわたってお伝えしてみようと思います。
今週まずは天然木から!
写真はタカショーさんカタログより
この質感、もう言葉はいらない・・・
そう、天然木のメリットはなによりも本物の質感、そして肌触り、経年変化。
地味に夏場でもそれほどデッキが暑くならないのもうれしいメリットだったりします。
デメリットは継続的なメンテナンスが必要な点、
そして材種によっては毛羽立ちが足にチクチクささることでしょう。
このメンテナンスという部分にひっかかって、人工樹脂木を選ぶ人が本当に多い。
これもったいない。
世の中にはメンテナンスフリーな天然木もあるんです。
それがハードウッドと呼ばれる固木で、
『ウリン』『セランガンバツ』『イタウバ』『イペ』などがあります。
それぞれに特徴があるので一概にどれがいいとは言えないのですが、
ほとんどが東南アジアから輸入されており、状況によって価格もまちまち。
メンテナンスの簡単さにこだわるなら、迷わずこのハードウッド一択でもいいと思います(ちょっと高いけど)
でも色落ちはあるので塗装は必要です。
無塗装で銀白色に色落ちした雰囲気もそれはそれですてきなんですがね。
が、ハードウッドも万能ではありません。
肌ざわりは一般的なウッドデッキ材のほうが柔らかく、なめらかです。
これがソフトウッドと呼ばれていて、レッドシダーやヒノキなど。
比較的安価、裸足ででても柔らかい質感、いかにもウッドデッキという雰囲気に仕上がります。
デメリットがメンテナンス性。
定期的な塗装が必要なのと、定期的なデッキのやり替えが必要です
(状況により、やり替え期間は異なりますが5~10年ぐらいが多いみたいです)
天然木が向いている方は
本物志向(質感や見た目)の人。
そしてある程度のメンテナンスは楽しみとしてとらえられる人。
というところではないでしょうか。